メールで英文履歴書を海外に送るときの注意事項

送り先の国に合わせて、履歴書ファイルの用紙の設定/サイズに気をつけて

日本はA4、アメリカはレターサイズなど、送る国によって、作成する文書のサイズに気をつけてください。
この国のこの会社に送ると決めた後、その国で通常履歴書に使われている用紙のサイズや履歴書のフォーマットを徹底的に調べてから作成しましょう。

メールにMSワードなどの文書を添付してアメリカに送る時、必ず注意してほしいのが用紙のサイズです。

どこかのサイトで英文履歴書の書式はA4で、と書いてあったのを目にしましたが、日本国内にある米系企業であればそれで構いませんが、アメリカに送る場合はレターサイズが望ましいです。ワープロの標準書式がA4なので、つい忘れがちだと思いますが、レターサイズも必ずメニューにありますので、変更してからきれいにレイアウトして下さい。

アメリカ以外の海外へ送る場合は、ほとんどA4で大丈夫ですが、送る前にその国でのスタンダードなサイズを調べておきましょう。

ちょっと思い浮かべてみてください。何も考えずに添付書類をプリントアウトしようとしたアメリカ人の人事担当者。書類を開けてプリントしたつもりが、いつまでたっても紙が出てこない。
ふと自分の横のレーザープリンタを見上げると、パネルに「Set A4 tray」などと出て、エラーボタンがピコピコしているではありませんか。気の短い忙しい人だと、ここでいらいらして終わりです。

画面で見てあなたにとても興味を持って、どうしても印刷したいと思った人だったら、MSワードを起動し、ファイルを開け、書式設定を開いて、用紙サイズを変更し、もしはみ出したりしたところがあったら、マージンを直してレイアウトを調整、、、、、してくれるかな??

これは、この記事を書いている私が、アメリカで実際に何度も何度も目にした光景なのです。Set A4 trayって、そんなトレイ、会社のプリンターに付いてないです(笑)。

ただ、印刷しようとしてくれたってことは、もうその時点でかなり有望です。印刷する場合、面接時に使う資料として他の人に配ろうとしているか、機械音痴のおじいちゃんエグゼクティブに紙で見せて、お伺いをたてようとしているかのどちらかだと思われるからです。

 

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