時代遅れ!?英語学習者向け、現代では避けるべき英単語・フレーズ集
時代遅れ!?英語学習者向け、現代では避けるべき英単語・フレーズ集
ドラマ「不適切にもほどがある!」、巷ですごく話題になってますよね?
私は最初、阿部サダヲさんが、あまりにもがなり立てるのと、途中でミュージカルみたいになるのがどうも馴染めず、実は一話で脱落していたのです。でも、ここアメリカの周りの日本人友達がみ〜んな見て話題にしているのと、どんどんおもしろくなってるよ!と近い友達に言われたので、再度トライしました。そしたらなんと、今ではすっかりハマり、毎週楽しみにしています 😀 仲里依紗ちゃんも大好きなので♡
そこで思ったのですが、このチョメチョメやら、男女を差別したカルチャーやら、コンプラ違反しまくりの言葉の数々。。。アメリカでも同じだな!と。
よく欧米では、とか、アメリカでは、とか、コンプライアンス関係の話題の時に引き合いに出されますが、#metooが始まったのもアメリカですし、確かに先に進んではいます。でも、進んでいるからこその、今ではもう使われない、または使うと人に不快感を与える、不適切にもほどがある英語表現がいっぱいあるのです。
時代とともに言葉は変化します。日本語で言えば、「スチュワーデス」が「客室乗務員」や「キャビンクルー」や「CA」に変わったように、英語にも時代にもう合わなかったり、もはや不適切とされるようになった単語やフレーズが多く存在します。
英語学習者のみなさんにとって、こういう言葉を知らずに使うと、誤解を招いたり、相手を不快にさせたりする可能性があるため、最近のNGワードを知っておくことが重要だなと考え、今回は、現代では避けるべきNG英単語・フレーズ集をご紹介します!
人種や民族に関する表現
まずはこれでしょう!
かつてはごくごく一般的だった以下の表現は、人種差別的な意味合いを持つため、現代では使用を避けるべきです。
赤字がNGで、→の右が現在の言い方です。
- Black list (ブラックリスト) → Prohibited list (禁止リスト)、Deny list” (拒否リスト) や Restricted list (制限リスト)
これ、カタカナ語で日本ではまだ使われていますよね、、、^^; - Colored people (有色人種) → People of color (マイノリティ)
- Oriental (東洋人) → Asian (アジア人)
- Eskimo (エスキモー) → Inuit (イヌイット)
これらの表現は、人種や民族に対するステレオタイプや偏見を助長する恐れがあるため、現代では、より中立的で包括的な表現が推奨されています。
性別に関する表現
性別とその役割分担意識の変化に伴い、性差別的な表現も使用を避けないといけません。
- Manpower (人手) → Workforce (労働力)
- Fireman (消防士) → Firefighter (消防士)
- Policeman (警官) → Police officer (警官)
- Actress (女優) → Actor (俳優)
現在では女優でも男優でも、Actorを使います。
これらの表現は、男性をデフォルトとする考え方や、女性の役割を限定的に捉える考え方を反映しています。
現代では、性別に関わらず中立的な表現が求められています。
時代遅れの表現
- Manhole (マンホール)→Maintenance hole (保守用穴)
本来は「人用の穴」という意味ですが、近年では性的な意味合いで使われることも多いため、上のような言い方が推奨されています。 - Gypsy (ジプシー):ロマ民族に対する差別的な呼称として使われていたため、Roma people (ロマの人々) などの表現が推奨されています。
その他の不適切表現
上記以外にも、現代では不適切とされる表現はいくつか存在します。
- Retarded (知的障害のある) → Person with an intellectual disability (知的障害のある人)
- Gay (同性愛者) → LGBTQ+ (LGBTQ+)
- Old (年寄り) → Elderly person (高齢者)
これらの表現は、相手を傷つけたり、偏見を助長する恐れがあります。現代では、より尊重し、理解を示す表現が求められています。
まとめ
時代が変われば言葉も変わる、昔はごく普通に使われていた言葉でも、現在では不適切になっている言葉や言い回しがたくさんあります。英語を勉強する時に、現代英語で使用される適切な表現を学んで、不適切にもほどがある!なんて言われないように気をつけましょう 😀