在米日本人が知っておくべき2025年の移民ルールアップデートまとめ
こんにちは、アメリカ在住歴ウン十年の“陽気なオバチャン”です。
2025年4月から、アメリカで暮らす私たち外国人に関するルールがいくつか強化されました。
中には「え、そんなの前からじゃなかった?」と思うような項目もありますが、今回は“厳格化”されたという点が重要です。
この記事では、在米日本人が気をつけるべき変更点を、オバチャンの視点でわかりやすくまとめました。うっかり違反でトラブルにならないように、ぜひ一度チェックしてくださいね。
1. 外国人登録ルールの強化とは?
今回の改定では、外国人の登録と身分証明の管理について、「義務が明確に」「対応が厳格に」なりました。
ルール自体は以前から存在していたものの、実際にはそこまで厳しく取り締まられていなかったというのが正直なところ。でも今後はそうはいきません。
特に、「登録証明書の常時携帯」が強く求められるようになった点は、見逃せません。
2. 今回の主な変更点まとめ【3つのポイント】
① 登録証明書の常時携帯が義務化(18歳以上)
グリーンカードやI-94などの登録証明書は、常時携帯が義務とされています。これは以前からの法律なのですが、実際には「失くしたら怖いから家に置いてる」という方が多かったのではないでしょうか。
日常生活では免許証や州IDで事足りていたため、グリーンカードの原本は持ち歩かずにいた…という方、私のまわりにもたくさんいます。
でも今回の改定で、「原本を」「常に」持ち歩くことが、より明確に、そして厳しく求められるようになりました。
コピーや写真ではダメです。原本が必要です。
これは「たまたま身分確認を求められたとき」に持っていないと、罰則の対象になる可能性があるということ。どうか、普段のバッグにグリーンカードもINしてくださいね!
② 転居時の住所変更(Form AR-11)提出が必須に
アメリカ国内で引っ越しをした場合、10日以内にUSCIS(移民局)に住所変更届を提出することが義務づけられています。
このルールも従来からありましたが、提出が遅れた場合や忘れていた場合でも、それほど問題にならなかったケースも多々ありました。
しかし今後は、「提出していない=登録義務違反」とみなされる可能性があり、トラブルになるリスクが高まります。
フォームAR-11はUSCISの公式サイトからオンラインで提出できます。
③ 14歳以上は外国人登録と指紋採取が必須に
今回の変更では、14歳以上の外国人は、アメリカ入国後に外国人登録および指紋登録が義務化されました。
また、14歳未満の子どもが14歳になった場合は、誕生日から30日以内に再登録が必要です(Form G-325R)。
お子さんの誕生日祝いのあと、「ケーキ食べたら登録!」を合言葉にしておくといいかもしれません(笑)
登録済みでも、14歳未満での登録の場合は、14歳の誕生日後に再登録が必要なので注意が必要です。
3. よくある誤解と注意ポイント
- ESTA(短期滞在)でも関係ある? → ESTAでの入国でも、指紋登録とI-94の取得が行われていない場合、30日以上滞在するなら登録義務の対象になる可能性があります。
- 「昔登録したから大丈夫」ではない? → 再登録が必要なケースもあるため、自分の登録状況を確認しておくことが大切です。
4. 違反した場合のペナルティ
今回のルール強化で怖いのが、「違反=罰則対象」になる可能性が現実的になったという点です。
特に、
- 登録証明書を携帯していない
- 住所変更をしていない
- 14歳以上の登録を怠った などは、「故意の違反」と判断されると、罰金や国外退去の処分が科される可能性もあるとのこと。
「知らなかった」では済まされない時代になったんですね。
5. 役立つ公式リンクと情報元まとめ
6. Wrap-Up(まとめ)
これからは、安全に住むために必要な備えとして意識を切り替える時です。
在米の日本人同士、こういう大事な情報はシェアしあって、トラブルを防ぎましょう。
Instagram(@陽気なオバチャンinUSA)でも、分かりやすいリール動画でこの内容を紹介していますので、ぜひそちらもチェックしてくださいね!
アメリカ生活、楽しく元気に、でもしっかりルールは守っていきましょう!