外資系の英語面接で、あなたが必ず使うべき、入室の挨拶から終わりまで5つの英語表現

外資系の英語面接 job interview で、入室の挨拶から面接の終わりまで、あなたの側から使うと確実に好感を持たれる便利な英文の組み合わせを用意しました!

そもそも面接官から聞かれることは、一般的によく聞かれる典型的な面接の質問以外は、何が聞かれるのか予測不可能ですから、はっきり言って準備するにも限界があります。そこで、受験者のみなさんの側から発信するべき、好感を持たれる、英語面接で絶対に使える文章を5つ用意しました。ぜひ覚えて活用してみてください。

1,入室時の挨拶 (Greeting upon entering)

まずは面接の開始の時の一言、必ず笑顔ではっきり大きな声でこれを言ってください。第一印象はとても大事です。

Good morning/afternoon. Thank you for having me. My name is [あなたの名前], and I’m excited to be here for the interview.

日本語訳: 「おはようございます / こんにちは。お目にかかれて嬉しいです。私の名前は[あなたの名前]です。面接の機会をいただき、ありがとうございます。」

これは、必ず上の3つをセットで言い切ってくださいね。ほとんどの候補者が挨拶して名前を言って終わりなのです。

プラスアルファで、面接に呼んでもらえて嬉しいという気持ちを付けましょう。面接の時間帯によって、morningまたはafternoonは選んでください。

2,志望動機の述べ方 (Stating your motivation)

面接で志望動機を聞かれないことは、まずあり得ないので、当然準備をしていきますよね?なぜ我が社に?どうしてこの職種に応募を?

そこに、いきなり Because〜などで始めないで、こんな風に始めましょう。

I am highly interested in this role at [会社名] because it aligns perfectly with my background and career aspirations. The innovative projects and global opportunities offered by your company strongly resonate with me.

日本語訳: 「私は、[会社名]のこのポジションに非常に興味を持っています。なぜなら、それが私のバックグラウンドやキャリアの志向と完璧に一致しているからです。貴社が提供する革新的なプロジェクトとグローバルな機会に私は強く共感致します。」

最初の一文は、ほとんどの方に当てはまり、そのまんま使えます。社名だけ入れてください。this role を応募する具体的な職種名にしても構いません。2つ目の文章は、外資系ならどこでも当てはまりそうなことを入れておきましたが、もし具体的に何か言いたければ、The innovative projects と global opportunities の部分を入れ替えてみてください。その会社がやっていることならなんでも、サービス、商品、プロジェクト、社会に貢献していること、社員に提供している教育制度などなど、なんでもOKです。

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3,質問への対応方法 (Responding to questions)

面接ですから、当然色々と聞かれます。事前に準備できるのは、せいぜい志望動機と自己紹介くらい。
以下は、それ以外の質問が来た時の答え方の一例ですが、この英文はとても汎用性があって使えます。

That’s an excellent question. In my previous role at [前の会社名], I encountered a similar challenge. To address it, I implemented a strategy that involved cross-functional collaboration and data-driven decision-making.

日本語訳: 「良い質問ですね。以前の職場である[前の会社名]で同様の課題に直面しました。それに対処するため、私はクロスファンクショナルな連携とデータ駆動型の意思決定を組み合わせた戦略を実施しました。」

面接官から聞かれる質問で多いのが、これこれこういうシチュエーションの時に、あなたはどうしますか?的なやつです。

具体的なシチュエーションは会社や職種によって違いますが、どんな質問をされたとしても、えーっと、ええっと、um… well… の代わりに、まず最初の文、That’s an excellent question. をポンと挟み、これを言ってる間に何を言うかの答えを考えます。

次に、2つ目の文で、そうそう、前の会社で同じようなことがあったんですよ、として、3つ目の文で、その時私はこうやって対処しました〜、と繫げるわけです。もちろん相手は、この人はこういうシチュエーションの時にどう対処するか、処理できるのか、というあなたの意見を、あなたの性格を、あなたの問題解決能力を知りたいのですが、過去に似たようなことがあって、ちゃんと対処したということを具体例と共に聞くと、好感度は大です。なので、多少脚色しても、いっそ話を一から作っても、この際全然構わないので、上の感じで To address it,  の後の部分を即興で答えてみてください。

もし、どうしても過去の経験と繋げられないという場合は、That’s an excellent question. で一瞬逃げた後、自分なりに考えて、私だったらきっとこうすると答えてください。でも、おすすめは上のを使って、過去に実績があるという風にアピールすることですが。

注意:That’s an excellent question. を使えるのは面接中に1回だけです。2回以上使うと嫌味になります。おー、なんて難しい、これは答えにくい質問だ〜と思った時の、とっさの一言として活用してください。

4,質問をする際のフレーズ (Asking questions)

あなたが聞きたいと思ったことを用意して行っている場合は、面接中にすでにいつくか質問をして、もう質問を終えているかもしれません。または、面接官があなたの聞きたかったことを、全部面接中に丁寧に説明してくれるかもしれません。

それなのに、面接官は、最後に何か質問はありますか?と、たいてい面接の最後になって聞きませんか?(笑)そして、面接対策の本やホームページなどを見ると、その際は相手の会社への興味を示す為にも、何もないと言わずに、必ず何か質問せよと書かれていると思います。

I’m curious to know more about the team dynamics within this department. How does collaboration typically occur, and how are achievements celebrated?

日本語訳: 「この部署内のチームダイナミクスについてもっと詳しく知りたいです。通常、どのように協力が行われ、成果はどのように祝われますか?」

何か質問をって言われても、実際困るんですよね。もう大体理解して、とっとと帰りたい〜と思っているところへ、最後の質問、何も浮かばない!そこで、この I’m curious to know more about の登場です。これを使えば、すでに説明がされている内容であっても、それについてもっと知りたいと、ちょっと戻って深掘りできます。

相手は自分の会社に興味を持ってくれているのだなと感じます。これは、その状況に合わせて about の後に何か入れてみてください。

5,面接の終わり方とお礼 (Closing and expressing gratitude)

Thank you for taking the time to meet with me today. I’m even more excited about the opportunity after our conversation. I look forward to the possibility of contributing to [会社名]’s success. Have a great day!

日本語訳: 「本日お会いする時間を割いていただき、ありがとうございます。お話しさせていただいて、この機会がさらに楽しみになりました。[会社名]の成功に貢献できることを楽しみにしています。良い一日をお過ごしください!」

面接していただいてありがとう、だけで終わらせないでください。面接によって、さらに入社したいと思った気持ちを強く伝えてください。最後の Have a great day! は、なくても大丈夫です。もし言えたら是非。日本人は、やたらと Thank you. Thank you. と繰り返す人が多いので、こういう感じで締めくくれたらベストです。もちろん、最後も笑顔で!!

入室から面接の終わりまで、5つの表現いかがでしたか?とても汎用性が高いので、どなたにも使えて、第一印象もアップです。どうぞご活用ください。

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