トラブル回避の英会話シリーズ やっかいな同僚 エピソード4

トラブル回避の英会話シリーズ、「やっかいな同僚」の第四話です。前回までのエピソードをお読みになりたい方は以下のリンクからどうぞ。

エピソード1
エピソード2
エピソード3

▼前回までのあらすじ▼

同僚アリソンになぜか目の敵にされてリンダは職場で嫌がらせを受けます。夫に相談して、直属の上司を飛ばし、上司の上司に相談しようと前夜に決めたところです。

やっかいな同僚 エピソード4
友達の的確な助言

▼状況▼
ランチタイム、リンダは、友人でもあり同僚でもあるケリーから、今回の悩みについて的確なアドバイスを受けます。

◆シーン28◆

Problem co-worker – Episode 4

L: Linda
K: Kerry (Friend at work)

<Linda and Kerry are at lunch at a restaurant near the office.>

K: Are you still being bothered by Allison?
L: Yes. I’m planning on going to the V.P. of Sales to complain.
K: Oh… Have you discussed it with your direct boss yet?
L: No. I heard a rumor that he might be having a relationship with Allison.
K: That is a bit dangerous then unless you have proof. The V.P. of Sales may really like your boss. I suggest you discuss your problem with HR first.
L: Hm.. That’s a good idea.

◆シーン28の解説◆

★being bothered by〜
<訳>〜に悩まされている、〜のせいで苛ついている
動詞のbotherは、悩ます、困らせる、嫌な思いをさせる、構う、などなど、たくさんの違った日本語に訳せてしまう言葉です。便利でいて、使用頻度がとても高い単語であります。例文をいくつか挙げますので、感覚をつかんでどんどん使ってくださいね。

<例>He is bothering me.
<訳>彼にはイライラします。
<例>Don’t let them bother you.
<訳>彼らのことは気にしないで。(例えば、”彼ら”があなたがしようとしていることと真反対のことを勧めたとか、邪魔してきたとか、何か気にかかることを言ってきたとか、そんな時に「ブレるなよ」の一言がこれです。)
<例>Sorry, I didn’t mean to bother you.
<訳>ごめんなさい、邪魔するつもりじゃなかったんです。

★direct boss
<訳>直属の上司

★ I heard a rumor that〜〜
<訳>〜〜という噂を聞いた
hear a rumor thatの後に文章を書けばよいので便利です。

have a relationship with〜
<訳>〜と付き合っている、〜と関係がある

◆シーン28の全訳◆

「やっかいな同僚」。 エピソード4

L: リンダ
K: ケリー (職場の友達)

<リンダとケリーは会社の近くのレストランでランチをしています。.>

K: あなた、まだアリソンに悩まされているの?
L: うん、営業の本部長に文句言いに行くつもり。
K: あら、、直属の上司には相談したの?
L: 言ってない。アリソンとうちの上司が付き合ってるっていう噂があるのよ。
K: それはちょっと危険ね〜、証拠でもない限り。営業の本部長はあなたの上司のことを気にいっているかもよ。私は先に人事に相談することをお勧めするわ。
L: あ〜、それは良い考えだね。

はい、いかがでしたでしょうか。友人で同僚のケリーは実に的確なアドバイスをしていますね。やっかいな同僚のアリソンと、リンダの直属の上司が繋がっている噂があるので、昨夜夫と相談した時は、1人飛び越えてその上司の本部長に相談しようとなったのですが、本部長にとって上司は直属の部下にあたるので注意が必要です。

そこで困った時のHRです。Human Resourcesの略ですが、会話では、ほぼほぼHRと言います。ここアメリカのオフィスでは、職場で起こった問題など、当然まず上司に相談しますが、今回のように繊細な内容の場合、または直属の上司に話せないような内容の場合は、HRに話を持っていくのが正しいやり方です。

訴訟の多いアメリカでは、秘密厳守は徹底されていますので、HRには安全に相談できます。

次回をお楽しみに!

やっかいな同僚 エピソード5 「HRとの話し合い」を読む

 

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